Municipalities introduce市町村紹介

相馬エリア

新地町shinchi town

水平線をオレンジ色に染め上げる初日の出
新地城址を彩る4万本のチューリップ
潮の匂いや花の香りが、
体の中を通り抜けていきます

浜街道の北の玄関口、新地町。宮城県にまたがる鹿狼山(かろうさん)は元旦登山で人気のスポット。水平線から昇る朝日をご覧いただけます。まちなかには、永禄年間にこの地を治めていた相馬氏の居城、新地城址が。現在は地元の人により約40品種、4万株のチューリップが植えられ、咲き誇る花の美しさは春の風物詩に。4月下旬にはチューリップ祭りが開かれ賑わいます。

震災では津波による甚大な被害を受けましたが「なんだかんだ言ったって、やるしかねぇべ!」と、毎年夏に「やるしかねぇべ祭」を開催。若い人たちが中心となり、ステージイベントや音楽ライブ、地元グルメなどで新地の夏を盛り上げています。特産品は秋の味覚「いちじく」。人気を呼んでいるのは、新地町小川の直売所「しんち地場産市場あぐりや」で販売する「いちじく愛す(アイス)」。濃厚ミルクといちじくの甘さが絶妙です。新地町ならではの美しい自然や味覚で、お腹も心も満たしてください。

相馬市soma city

穏やかな気候が育む、みずみずしい春の果実
漁師グルメが味わえる松川浦
歴史を偲ぶ城下町巡りと、地元の食を堪能できます

江戸時代には中村藩6万石の城下町として栄えた相馬市。相馬中村城は馬陵公園として、大手門・石垣・土塁・堀が現存しています。公園内の相馬中村神社は、千有余年続く相馬野馬追の祭場のひとつ。厳粛に執り行われる総大将の出陣式に、今なお受けつがれる歴史と伝統を感じていただけます。

夜明け前、朝焼けの赤と、日の出とともに美しいグラデーションを描きながら、刻々と色合いを変えていく松川浦。古くは万葉集にも歌われた景勝地です。津波被害を受け、現在復旧に向け工事中ですが、近隣のお食事処や旅館・民宿などでは「松川浦復興チャレンジグルメ」を開催しています。選び抜かれた旬の食材をたっぷり使った海鮮グルメが好評です。季節ごとに違うメニューを展開しているので、来るたびに違う味わいが楽しめます。
温暖な気候によりイチゴの栽培も盛んです。和田観光苺組合では、毎年1月から5月頃までイチゴ狩りを開催。摘みたてでしか味わえない、新鮮な香りと美味しさをお楽しみください。

南相馬市minami soma city

千有余年続く勇壮な騎馬武者の祭事
復興への情熱が育む菜の花プロジェクト
古き良き伝統と、新たな魅力を、訪ねてみませんか

国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追。毎年7月、数百騎にのぼる騎馬武者が集まり、打ち上げられた旗を奪い合う神旗争奪戦などを繰り広げます。相馬中村神社、相馬太田神社、相馬小高神社の三つの妙見神社の祭礼で、原町区雲雀ヶ原が甲冑競馬と神旗争奪戦の祭場です。

小高区、 原町区では震災後、 営農再開に向けてなたねの栽培を始めました。 それを使ったなたね油が浦里の雫(小高区)、 油菜ちゃん(原町区)の商品名で販売されています。 それぞれ風味、パッケージに特長があり、 油菜ちゃんにおいては、 地元農家と相馬農業高校生が協同して考案されたもので、 ラベルがとてもかわいらしいです。

常磐自動車道南相馬鹿島サービスエリアに2015年、物販店舗や飲食店などで展開する「セデッテかしま」が開店し、連日たくさんの人で賑わっています。「セデッテ」は相馬地方の方言で「連れてって」という意味です。また行きたいと思っていただけるようにと、公募により決定しました。地元のトマトを使った「トマトジャム」や目に良いとされるガーデンハックルベリーを使った「成すジャム」など、ぜひご賞味ください。

飯舘村iitate mura

いにしえより続く、五穀豊穣を願う田植え踊り
「までい」な暮らしは、一つひとつを大切に
豊かな心と文化を育んでいます

「までい」は、手間ひま惜しまず、丁寧に、心を込めて、つつましく、という意味で使われる方言。飯舘村の人は「までい」な暮らしを大切にしています。県内初のどぶろく特区に認定され販売してきたどぶろくや、日本酒のおこし酒・大吟醸飯舘、お菓子・漬物等、震災により一時中断を余儀なくされていた加工品づくりが避難先で復活。変わらぬ「までい」な思いが、ものづくりを大切に伝え続けています。いにしえより伝わる地域の伝統文化、飯樋町の田植え踊りも、震災を乗り越え受け継がれてきました。中学校の総合学習で子どもたちに田植え踊りが伝承され、中学校の文化祭や村の文化祭で披露されています。

震災の影響で休館していた宿泊体験館きこりは、入浴施設がリニューアルし平成28年3月に再開。トゴール鉱石を使用し、血行を良くして体を芯から温める「トゴールの湯」とアロマの香りや音楽、高濃度酸素による酸素浴を取り入れている岩盤浴施設「癒しの空間イオラ」が楽しめます。平成29年度には道の駅までい館(仮称)がオープンする予定です。「までい」なおもてなしで、ほっこり憩える村の新たな拠点の誕生も、もうすぐです。